【時事ネタ】ネオラ・ジャパン(旧商号ネリウム・ジャパン)が日本撤退

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わずか3年7カ月での撤退の背景

ネオラってなーに?

MLMの会社だよ。もともとはネリウムという商号で2016年7月に日本に上陸して、2019年2月に親会社の社名変更に伴ってネオラに商号変更したんだ。

今回は残念ながら、2020年2月29日付で日本での事業を閉鎖し撤退することとなってしまったようなんだ。

それって、ねずみ講だったの??

もちろん違うよ!今回のは事業撤退だから、運営側の判断だね。ちょっと違うんだけど日本では倒産、みたいなイメージかな。少し詳しく見てみよう。

ネオラは日本会員に対して、日本からの撤退について「この4年間多額の投資を行ってきたが、日本の法規制においてビジネスを行うための多額の費用やダイレクトセリング業界の低迷を踏まえ、今後の日本市場で利益を生み続けることは難しいと判断した」と伝えている。(月刊ネットワークビジネス2020年4月号より)

2019年3月には化粧品のリコール問題(製品の品質には問題なし)や、同年11月には米国本社がFTC(米連邦取引委員会)から違法なピラミッドスキームを運営していたと提訴され(これについては訴訟示談拒絶からの異議申し立て訴訟中)たことなどもこれに起因しているのかもしれません。

なお、ビジネス会員(ブランドパートナー)については2020年3月末日までアカウントが保持されるが、その後は解約扱いとなるとのこと。

代理店ビジネスモデルのリスクを理解しよう

こういうことが起こると、「騙された…」と思ってしまう人々がいるかもしれません。ただ、これは単に勤めていた会社が倒産したり、事業を縮小したのと状況は同じようなものです。会社はもちろん株主の利益のためにあるので、経営判断による撤退という結果になってしまったのは、もちろん会員の方々にしたら裏切られた思いでしょう。しかし、個人FC(フランチャイズ)ともいえる代理店ビジネスのモデルは、自分自身でいろいろなものを用意する必要がない反面、こういったリスクもあるということを理解しておくことが必要です。

外資系企業であれば海外の母体含め、日本でのビジネス展開が継続的に可能かどうかの会社自体の有効性を判断をするのがある種ビジネスを行うのであれば当たり前のことです。

もちろんネオラには豊富な資金もありましたので、会社としては優秀な企業だったと思います。しかし、本社の経営判断ということになってしまえば、それはもう受け入れるしかありません。

むしろそのような状況にしてしまったのは、会社ももちろんですがそれを一緒に展開している自分たちにも責任の一端があるはずだと思うことが、正しい関係性と言えるのではないでしょうか。

ビジネス会員はどうするべき?

今回の撤退を受けて、残念ながらネオラのビジネス会員としての活動をすることはできなくなったことかと思います。

ですが、ビジネス会員の皆さんはもともと個人事業主としての自覚をもってビジネスを活動しているはずなので、ひとつ手掛けていた事業が失敗に終わった後、どうしていくのかが重要になってきます。

別のMLMを探すのもひとつでしょう。

ここで得たスキルを活用して全く新しいモデルにチャレンジすることも本来ならばできるはずです。

もしあなたが、私が推奨する適格マルチの形態でMLMモデルを展開しているということは、そういった力を身に着けているかどうかが、もっとも大きな資産になっているはずだからです。

本当のビジネスの力を身につけるために…

こういう事態が起こると、アップラインの方々にただただ従って別のMLMに移ったりする人々がいます。しかし、私はそれは本来の趣旨と違うものが伝わっていると思います。

もちろん、優秀な方と一緒にビジネスをすることができるのは大きな財産です。〇〇さんと一緒に仕事がしたいという理由が大きい人もいると思います。

しかしながら、ネットワークの組織とはそもそもが上も下もないフラットな組織のはずです。会社もGP組織も、自らが選択してその場所にいたはずなのです。ただこの人達についていけば大丈夫、では、本当の力は身につくはずもありません。

手を結ぶべき会社も、GP組織も、しっかりと自分自身が納得する形を創り出すことが一番大事なことだと思うのです。

ちなみに…

Satoshiはネオラのビジネス会員だったりしたの??

いやいや!ネオラ(ネリウム)が日本に上陸するときに、仲良くしていただいた方MLM企業の社員の方が移籍していったりはしたけど、関わったことはないよ。

と、いうことは?

お後がよろしいようで…(笑)

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